発達に心配のあるお子さまや障がいを持ったお子さまが、
できる限り身近な場所で支援を受けられるよう、
療育を行う専門性ある事業の名称です。
子どもたちを放っておくと、ウロウロ歩いたり、走ったり、飛び回ったり、目に入った興味があるものに触れたり、口に入れようとしたりします。
それは個性と呼ぶこともできますが、社会では「勝手」という言葉に変換されてしまいます。
だからといって、強制的に自由や勝手を取り上げることはもちろんできません。
「勝手」ばかりでは、社会や学校に出た時に衝突し、その衝突が、時にお子さまの行動や気持ちを萎縮させてしまうこともあります。
そうならぬよう「勝手」から、しつけ、ルールの理解へと導いていきます。
覚える練習も強制ですと、お子さまは反発して訓練の土台にも上がりません。
たとえば、お友だちとうまく話せないお子さまには、子どものグループに複数指導者が間に入り、お子さま同士で「楽しく遊べる」といった経験を積み上げます。
お椅子に座ることができない子は、椅子取りゲームや、だっこゲームなど遊びの中から、座るということを覚えていきます。
日常生活スキルの獲得から、
幼稚園・保育園入園、小学校入学に至る
ライフステージの変化に対応し、幼稚園・保育園との
連携を通じて安定した生活を支援します。
就園に向けて、発語や意思表示などの基本的スキルを身に付けるサポートをします。
肯定的なアプローチを行い、コミュニケーションを取る楽しさや遊びの中からの楽しい経験、学びを通じ、特性に配慮した親子支援を行います。
幼稚園・保育園の入園前に、朝、帰りの挨拶や手を洗う、荷物整理を行うといった身の回りのことができる等、基本的生活スキルのサポートをします。
お友達や先生と関わる楽しさやたくさんの機会提供、成功体験を通じて、たくさんの“できた!”の経験を積んでいきます。
身辺自立や集団生活の中での過ごし方、他者とのコミュニケーション能力を養います。
就学に向け、就学支援クラスで、机上学習や話の聞き方、役割分担等、就学前に身に付けておきたい様々なスキルを学びます。
幼稚園や保育園への入園を目指して集団生活に慣れていきたい
今通っている幼稚園・保育園でできることを増やしたい
幼稚園や保育園の入園を目標に日常生活で必要なスキル(更衣、食事、排尿・排便・トイレ動作等)や集団生活への適応を日替りのプログラムで楽しく遊びながら身につけていくことを促します。※個別療育あり
幼稚園等の集団指示を想定しながら、「座って過ごす」、「見通しをつける」といった力をつけます
毎日続けて取り組むことで、楽しみながらリズム感、運動能力などを養い、情緒を引き出します
子どもたちが毎日楽しんで取り組めるよう、日替わりプログラムを実施。プログラムを通して「自分でできた」という自己肯定感を高めます
幼稚園・保育園に通いながら療育を受けたい
同年代の子どもや小学生との交流や体験の場を増やしたい
小学校に上がるまでにもう少しできることを増やしてあげたい
平日通園クラスからさらに発展して、お出かけやクッキング、お買い物、公共交通機関の利用など体験学習プログラムを通して「できた!」という自信を高めていく集団クラスです。※個別療育あり
長い時間を利用した体験型のプログラムを中心にお子さんに様々な体験をしてもらいます
体験を通じて発達を促し、「できた!」という自己肯定感を高めていきます
放課後等デイサービスを利用する小学生は最も身近で近い将来のロールモデル。ちょっと背伸びした「センパイ」との交流が発達を促します
「今のままで小学校生活についていけるだろうか...」
特定の課題にアプローチ
ふたばクラスは、幼稚園・保育園に必要なスキルの獲得(日常生活動作の強化・運動機能の向上・机上活動の練習)~みつばクラス(就学支援)への接続を行う小集団クラスです。
みつばクラスは、小学校への入学準備と授業参加への姿勢作り等、就学に向けて様々なスキルの習得を目的に、同年齢の児童で集団活動・学習を行う小集団クラスです。
小学校の集団指示を想定して授業時間をシミュレーション。テキスト問題にチャレンジしたりすることで45分の授業時間を過ごすトレーニングをします
「集団の中で先生の指示を聞く・理解する」「順番を守って取り組む」といったことをサーキットトレーニングなどで定着していきます
なわとびや運動会など小学校の最初の壁でつまづかないようにこの時期から反復して取り組んでいきます